題名「お笑いまんが道場 どーも、富永一郎です」(画:高橋広樹)
久々の連作は、緩と急を使い分けた見事なダイナミクスを持った作品。ゲーム&ウォッチの画面を髣髴とさせる「静」の1コマ目から一転、2枚目の「動」。4コマ漫画の起承転結ならぬ起結というスピード感は新幹線MAXやまびこ号をも凌駕する。
新幹線のスピードは、お笑いまんが道場における富永一郎氏と鈴木義司氏のやりとりが持つテンポ感と同じであるという学説が出たり出なかったりするほどであるが、もはや今時の子に「お笑いまんが道場」や同番組の川島なお美の役割を説明しても通じないのであろうか。それもまたとてつもないスピードで流れていくジェネレーションという名の新幹線である。
(画商:細井聡司)